株式会社屋根技術研究所は、昭和43年の創業以来日本の屋根と共に歩んでまいりました。屋根工事の請負業を営みつつ、台風や地震により瓦が屋根から剥げ落ちた惨状を目のあたりにして、従来の施工方法に疑問を抱き、天災に強い屋根の防災工法の開発に取り組んでまいりました。
そして、地震や台風などの自然災害から屋根を守る『金釵釘』などの開発に成功。それ以降、屋根の安全性や耐久性を向上させるさまざまな屋根副資材や住まいを長持ちさせる『棟換気』の開発など、快適な住まいづくりの実現に貢献しております。
近年、当社が特に力を入れているのが、環境に優しいクリーンエネルギーとして注目を浴びている太陽光発電システムを瓦屋根にも可能な限り安全に設置出来る工法を開発することです。我々はあまりにも過度な快適さを追及し続けた結果、地球の温暖化など、早々に解決しなければならない環境問題に直面してしまいました。
当社では、太陽光発電システムの更なる普及を願い、安全に美しく施工するための『支持瓦』をはじめとする、様々なタイプの取付架台の開発および製造・販売に加え、自らも太陽光発電システムの 設計・施工・メンテナンス業務を積極的に行っております。人間の営みに欠かすことのできない住環境分野で、当社もエネルギーの削減という大きなテーマに取り組みます。
屋根は、無限の可能性を秘めたステージです。私たちは、常にベンチャースピリッツを持ち続け、その屋根ステージで品質とサービスにこだわり、時代の変化に迅速に対応した研究開発を続けることで、社会に貢献できる新しい分野の開拓と快適な未来の住環境を守るために、新しい価値を創造する開拓者であり続けます。
今後とも株式会社屋根技術研究所に対して、一層のご支援とご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
代表取締役 都築 城ニ